大腸・胃カメラ
大腸ポリープ切除
大腸ポリープは、大腸の内側にできる小さなできもので、放置すると大腸がんに繋がる可能性があるため、早期発見が大切です。
ポリープは、種類や大きさによって、がん化するリスクが異なります。特に、ある程度の大きさのポリープは、がんに変わる可能性が高いため、内視鏡検査で発見された場合は、その場で切除することが一般的です。
定期的な大腸内視鏡検査を受けることで、ポリープを早期に発見し、切除することで、大腸がんのリスクを大幅に下げることができます。
コールドポリペクトミー
コールドポリペクトミーは、大腸内視鏡検査中に見つけたポリープを、熱を使わずに切除する治療法です。金属の輪でポリープを締め付け、切り離すことで、出血のリスクが低く、組織を傷つけずに切除できます。小さなポリープに適しており、大腸がんの早期発見・治療に役立ちます。
大腸カメラの特徴
大腸カメラでは、肛門からカメラを挿入して、貧血や腹痛の原因となる大腸の病気(炎症、憩室、潰瘍、ポリープ、癌など)を検査します。検査時間は通常20-30分程度です。
ポリープの大きさによっては日帰りでポリープ切除も対応しています。
ご希望がある場合は、鎮静剤を使用して検査を行います。
ご希望の方には鎮静剤を使用して、痛みと苦痛に配慮して検査を行います。 大腸カメラ検査が不安な方はお気軽にご相談ください。
※鎮静剤を使用する場合、検査当日の車や自転車の運転はできませんので、ご注意ください。
大腸カメラの流れ
検査前日
食事は、脂肪分や食物繊維が少ないもの(白米、うどん、おかゆなど)にしてください。
避けていただく食べ物
脂の多い肉、揚げ物、キノコ、豆類、野菜、海藻類、乳製品、種の多い野菜や果物
午後9時までに夕食を済ませてください。
夕食後もしくは眠前に、下剤を飲んでいただきます。(事前に指示があります。)
検査当日
朝は絶食です。
水分は飲んでいただいて構いません。
ご自宅で下剤を飲む場合
朝6時から下剤を飲んでください。※水分は多めにとってください
予約の時間に来院してください。
当院で下剤を飲む場合
来院後に下剤を飲んでいただきます。※看護師の指示に従ってください。
来院していただいてからの流れ
- 検査着・検査用パンツに着替えて頂きます。
- 検査台に横になっていただきます。
- 肛門に麻酔をします。
- 検査を開始します。
- 検査終了後に診察室にて説明します。
心臓血管の薬、糖尿病の薬やインスリンを注射されている方
事前の指示に従ってください。
注意事項
ポリープ切除まで実施した場合は、検査後の安静が必要です。注意事項に関しては当日ご説明致します。また、ポリープ切除術は、医療保険の給付金の適応となる場合もあります。
胃カメラの特徴
胃カメラ検査では、食道、胃、十二指腸の内部を詳細に観察します。この検査は、貧血や腹痛の原因を特定するほか、潰瘍、ポリープ、がんなどの異常の有無を確認するために行います。検査の所要時間は通常約15分です。
鎮静剤を用いて検査が可能です。
ご希望の方には鎮静剤を使用して、痛みと苦痛に配慮して検査を行います。 胃カメラ検査が不安な方はお気軽にご相談ください。
※鎮静剤を使用する場合、検査当日の車や自転車の運転はできませんので、ご注意ください。
胃カメラの流れ
検査前日
胃の中を空にするため前日の夕食は軽食にし、夜9時以降は何もたべないでください。
※水分(水)は飲んでいただいて構いません。
検査当日
朝食は食べないでください。
水分(お茶や水)は検査直前まで飲んでいただいて構いません。
たばこは吸わないでください。
朝に血圧・心臓の薬を服用されている方
朝7時までに薬を内服してください。
糖尿病の薬やインスリンを注射されている方
事前の指示に従ってください。
来院していただいてからの流れ
- 消泡剤を飲みます。(胃の中をきれいにします)
- ベッドに休みます。
- のどに麻酔をします。
- 検査をします。
- 検査終了後に診察室にて説明します。
注意事項
のどに麻酔をすると、検査後、約1時間は食事ができません。